屋島総合病院

考えてみよう! TPPのこと
病院長ご挨拶
 
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屋島総合病院 病院長  安藤 健夫
 
 

 今年もまた爛漫の花に彩られた、私の最も好きな季節がめぐってまいりました。
 皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか、お伺いいたします。

 さて、本年度は当院にとって正に節目の年度でございます。
 既に多くの皆様がご承知と存じますが、昭和23年8月、当地に開院した屋島総合病院は本年11月に当地より約1km西方に移転、新しい屋島総合病院としてスタートするところとなってございます。
建築工事はこれに携わられる多くの方々のご努力と地域の皆様のご厚情により極めて順調に進んでございます。そして現在は仕上げの作業が着々と行われているところでございます。7月の竣工の暁には、新しい屋島総合病院を是非 皆様にご覧いただきたいと存じております。

 この新しい屋島総合病院でございますが、これまでの機能を継承することはもちろん より地域の皆様に貢献できるよう新たな機能を付加いたします。
 その一つに、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者さまに対して集中的なリハビリテーションを実施する「回復期リハビリテーション病棟」(平成29年1月申請予定)がございます。この病棟は、急性期を脱したものの医学的サポートがまだまだ必要な患者さまに特にリハビリテーションに係る専門スタッフがチームとなってリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ復帰していただくことを目的としています。
 また、平成29年7月には医療と介護の懸け橋となる「地域包括ケア病棟」の申請を計画しております。この病棟は「急性期を脱した患者さんの受け入れを行う」という点では先の回復期リハビリテーション病棟と同様ですが、回復期リハビリテーション病棟にはない在宅で患者さまが急変された時の受け入れ機能がございます。スタッフも在宅復帰を一番の目的として、リハビリテーションスタッフはもちろん医療ソーシャルワーカーや管理栄養士、歯科衛生士などが関わってまいります。
 この二つの病棟を併せ持つことにより、より幅広く地域の皆様のサポートができるものと存じております。
 併せて、救急受け入れに対する強化策を検討しております。地元救急隊との連携の向上をはかり、特定の分野に偏ることなく、様々な症状でお困りの患者さまをスムーズに受け入れられる体制を構築する所存でございます。「断らない救急医療の提供」の実現に努めてまいりますので、いましばらくのご猶予を賜りますようお願いいたします。

 ところで、春は別れの季節でもございます。当院で長きに渡り勤務いただきました小児科医師2名がそれぞれ独立開院、転任いたします。両先生はそれぞれの地で、多くの患者さまのためにご活躍されることと存じます。
 一方、春は出会いの季節でもございます。全国的に医師不足が指摘されている小児科医師でございますが、地元香川大学医学部のご協力により2名の後任医師を迎えることとなりました。
一人は大学卒業後19年目で小児科専門医の長野医師でございます。豊富な臨床経験を有しておりますので専門のアレルギーはもちろん、新生児から小児科一般にいたる幅広い分野をカバーいたします。安心して頼っていただきたく存じます。
 もう一人は卒後6年目の川本医師です。医師としての経験はこれからというところですが、何にも代えがたい若さを持って高松東部地区の小児医療を背負って立つ一人になってくれるものと期待しております。
 さらに内科医師も赴任してまいります。都会の医療機関で総合内科医として鍛えられた渡部医師でございます。
 当院の内科は糖尿病や消化器に豊富な知識と経験を有する専門医が在籍しておりますので、その専門分野を中心とした医療を提供してまいりました。これらの分野においては多くの皆様の健康維持・回復に貢献しているものと自負しておりますし、これからも続けていく所存でございます。しかし、地域の皆様のニーズに応えるにはやや手薄となっている分野もあったものと存じます。渡部医師はその分野を補える人物でございますので、皆様のお役にたてるものと確信しております。

 もう一つ、皆様にお知らせがあります。病院(建物)より一足早く、スタッフのユニフォームを一新いたします。
 皆様にもご理解いただけると存じますが医療の現場はその作業の性格上、スタッフにはかなりの運動量が求められます。そこで、これまでより機能性、運動性、快適性の高い「メディカルウェア」を採用いたしました。どのようなものかはご来院いただいた際にご覧いただければと存じますが、現代医療のトレンドである「チーム医療」にふさわしいユニフォームを選択できたものと存じております。

 これにより職員も心機一転、患者さま並びにそのご家族にとってより良い医療の提供に努める所存でございます。そして、地域密着の信頼される医療機関を目指し、たゆまず研鑽してまいる所存でございます。皆様には今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
     
 
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